決して忘れることの出来ない映画体験。

その日の映画鑑賞は最悪でした。
まず、自分の席に着いた途端「クサイな?!」と言葉が漏れました。目の前の老紳士の整髪料が私の苦手な香りだったんです。ただ、それは迷惑な悪臭ということではなく、至近距離にたまたま臭いに弱い私が居てしまっただけの『不運』ですから、彼を責めることは出来ません。かといって臭いが襲って来ることには変わりませんので、ストールでずっと鼻を押さえて過ごすことになりました。
また前列には、なぜか上映中にも拘わらずスマホを眺めようとする輩もいて、近くの席の人に酷く怒られていました…当然ですよね。
でもやっぱり一番許せないのが持ち込んだ飲食物の迷惑音。その日の館内はほぼ全員が非常に静かに映画を楽しもうとしていたんです…あるカップルを除いては。彼等はガサガサばりばり食べ続けるに止まらず、その空き箱や袋をグシャグシャと片付けるという、映画館内には考えられない程の音量を出します。トイレに立ったかと思えば、その足取りは酔っているかの様にガッタガタ…マナー以前に理解不能です。
終映後には「あの人達なんなんだろね?!」という声も聞こえましたが、近くの席にいながら何故その方々は注意しなかったのか?それも私には解りません。
全く集中できず『政治・マスコミ・企業の軋轢』など絡み合った複雑な映画の内容は入って来ませんでした。実は更に、上映中に割りと大きな地震もあり『嗅覚・視覚・聴覚・体感』によって集中力を削がれるという劣悪な環境での鑑賞だったんです。
内容は憶えていなくても、きっと忘れられない映画作品になること間違しですねコレは…。
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