バリデーションって

私は老人ホームで介護の仕事をしています。このあいだテレビでも紹介されていたのですが、画期的な認知症の方との接しかたがあるそうです。それが、バリデーションというコミュニケーション方法です。バリデーションというのは「認知症高齢者とのコミュニケーションを通して感情レベルに訴える方法論」のことを指します。小難しい言葉を並べて混乱させてしまってるかもしれませんが、要するにボケた老人と決して一方通行でないしっかりとコミュニケーションをとる方法の事です。このバリデーションというのはアメリカで生まれた方法で、ナオミ・ファイルさんという女性の方が、自身の介護の経験から導き出した方法だそうです。決して、簡単な道のりでなく試行錯誤を繰り返して、ようやく確立された方法だそうです。バリデーションをするにあたっての仮説というものがあり、認知症の方が示す我々ではなんとも理解しがたい行動の数々、それら全てに意味があり、それは「認知症高齢者が人生における未解決問題を解決しようと奮闘している姿が現在の姿・行動である」とういことです。そして、認知症高齢者が示すその奮闘を我々が受け入れる事によって、感情レベルでの共感を得ようという話です。基本的な接し方として、傾聴する・共感する・評価しない・誘導しない・嘘をつかない・ごまかさないなどがあげられます。そして、そうした接しかたを通じて、認知症高齢者の感情や欲求を表出させる、人生の未解決問題の解決の手助けをする。そして、そのコミュニケーションそのものがゴールなのです。もしこれが、介護業界に浸透すれば、現場は劇的に変化すると思います。
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